プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
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もう、ホント勘弁してほしい。
帰りがけに給湯室に入ったら、総務部の原黒田さん(30代女性)が泣いててさ。
ってか、電気もつけず暗いとこで泣いてる・・・マジ怖いんですけど。
「だっ、大丈夫ですか?」って、仕方なく一応声かけたら、「戦国さん、ちょっと聞いてちょうだい!」って、また捕まっちゃったよ(涙)
今回の人事発表で、自分は主任に昇格すると思っていたのに、なれなくて悔しい!
武田部長に、あれだけ気を使って尽くしてきたのに、認めてくれないってヒドイ!とか。
「戦国さん、どう思う!? ヒドイと思わない?」って・・・私に聞かれても(汗)
原黒田さん、部長に気に入られる事だけに命かけてたもんねぇ。
ゴマすり上手な原黒田さんを、部長は実は評価してなかったのか。エグイな。
武田部長のモットーって、「人は城、人は石垣、人は堀」だから、人の能力見る目がシビアなのかもね。
それにしても原黒田さん、「部長のこと信じてたのに!裏切られた!」って、メチャクチャ怒ってた。
でもさ、人を信じるって、どうゆうことなんだろう?
何だか、戦国時代、黒田官兵衛が荒木村重に幽閉された事件を思い出すなぁ。
あの時、竹中半兵衛は、黒田官兵衛を信じ続けたんだよね。自分の身の危険も冒しながら。
どうしてあそこまで人を信じることが出来たんだろう??
播磨の国(兵庫県)で、大名、小寺雅職の家臣だった黒田官兵衛。
当時の播磨は、西に毛利、東は織田に挟まれた不安定な立場で、官兵衛は小寺雅職に織田側につくことを提案。
信長に自分の息子、松寿丸を人質として差し出し、織田家への忠誠を示した。
その後、信長は秀吉に中国攻めを命じ、これに官兵衛も付き従い、播磨の諸大名へ信長の傘下に入るように説得し引き入れていく。
そんな中、信長の重臣、荒木村重が突然の謀反を起こす。
村重と親しかった官兵衛は、村重の説得のため、有岡城に乗り込んだ。
今ならまだ信長様も許すはず、バカな謀反はやめるんだ、って。
でも結局、官兵衛の説得は失敗、そのまま有岡城の土牢に幽閉されてしまった。
信長は、戻ってこない官兵衛が村重に味方したと判断し大激怒!
秀吉に、官兵衛の息子「松寿丸を殺せ!」と命令をした。
ここで竹中半兵衛 登場! 半兵衛ったら、カッコ良すぎることするんだよ~♡
当時、秀吉の軍師だった竹中半兵衛。
その知謀は諸国に知れ渡り、織田軍の中国方面の統括参謀的な立場で、新人参謀の官兵衛とは立場的には雲泥の差。
けれど、半兵衛は官兵衛のことを気に入り、二人は親交を深めていたそうだ。
そんな半兵衛は、有岡城から戻ってこない官兵衛に対し、
『官兵衛は大局を読める人であり、そんな浅はかな裏切り行為をするはずがない』と信じ、独自の判断で松寿丸を守ることを決意した。
信長には、城内で病死した他の子供の首を差し出し、松寿丸を殺したふりをし、
実際には、自分の実家で密かに保護していたのだ。
これが信長にバレたら、自分も殺されるリスクがあるのに。
官兵衛のために、命かけてそこまでやるって、どんだけ~!?
1579年、織田軍により有岡城は落城、官兵衛はやっと救出された。
およそ1年にわたる幽閉生活で、病気になり歩くことも出来ない状態だった。
殺されたと思っていた息子を、半兵衛が守ってくれたことを知った官兵衛。
新参者の自分の身の潔白を信じ、恐ろしい信長に逆らってまで我が子の命を守ってくれた。
官兵衛は半兵衛に感謝したが、残念ながら半兵衛は、半年前に病気でこの世を去っていたのであった。享年36歳。
いやぁ~泣けるねっ!
リスクを冒してまで、黒田官兵衛を信じた竹中半兵衛の半端ない覚悟!カッコいいなぁ。
結局、人を信じるって、自分がどれだけ覚悟出来るかって事なのかもしれないね。
それにしても原黒田さん、いつまでも泣いてて、私は早く切り上げたかったから思わず、
矢沢永吉だって、信頼してた部下2人に裏切られ、借金30億以上背負って打ちのめされても乗り越えてきたんです!
だからこそ今のYAZAWAがいるんですよ!
スラムダンクの安西先生だって、「あきらめたらそこで試合は終わりだよ」って、負けて諦めかけているチームをずっと信じ続けて・・・最後に逆転勝利したじゃないですか!
だから、原黒田さんも頑張ってください!って励ましてしまった。
なんかキョトンとしてたけど。
そしたら急に、「戦国ちゃん、有難う!わたし戦国ちゃんを信じる ♡」って笑顔言われて・・・
オイオイ!私のことは信じなくていいですから~(涙)