
プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
皆さんこんにちは!アイコの部屋の時間です♪
織田信雄さん、今日もヨロシクお願いしまーす(*^^*)
アイコさん~、ちょっとひどいじゃないですか💦
前回からもう1か月も経ってますよ!
私、続きをお話したくて早く呼んで欲しかったのに、放置プレイですか!?
すみません~私、大好きな作家の村上春樹に会いに行ったり、新しいパンケーキ屋さん巡ってたりで、色々忙しかったんですよ。
で、お話どこからでしたっけ?
確か、関ヶ原の戦いで、息子さんが西軍についた結果、家康様から改易を言い渡されちゃったんでしたよね!
しっかし、いいネタもってますよね~2回も改易になるなんて、面白過ぎる!!
そこからどうやって復活したんですか!!
家康さんに賄賂でも渡したとか?
ちょっと、ネタとか言わないでくださいよ~こっちは真剣なんですから。
それに賄賂だなんて、人聞きの悪い💦
まぁ、その頃の私は、裕福じゃありませんし、賄賂で渡せる程のお金なんてありませんでしたけど。
実は改易後、私は、豊臣家にお世話になり、大阪城に居候させていただいたんです。
えっ!?大阪城に居候?どういう経緯でそうなったんですか?
いとこを頼ったんですよ。
父の妹「お市の方」は、私の叔母で、その娘が淀殿なんです。
だから淀殿は、私のいとこにあたるんですよ。で、頼み込んだって訳です。
なるほど~!さすが、織田の血は最強だわ~!
親戚に頼って、とりあえず暮らしは安泰ですね!
ただ、こうして居候生活を送っていた中で・・・
1614年、徳川 VS 豊臣の決戦「大阪の陣」が始まってしまったんです。
大阪の陣かぁ。
またまた大きな戦の勃発で、信雄さんの身に変化が起きそうな予感。。
そうなんですよ、アイコさん。
当時の私は、56歳で、ただ静かに、大阪城で暮らしていただけの身分なのですが、この戦に巻き込まれていくんです。
大阪城には、関ヶ原の戦いで敗れ、行き場を失い、人生の「一発大逆転」を狙った多くの浪人たちが、続々と集まってきました。最終的には約9万もの勢力となったんですよ。
しかし、それぞれの立場で思惑は異なり、
徳川との戦いを望む強硬派 VS 和平を望む穏健派
が対立してしまうんです。
そんな中、私は、どちらかと言うと穏健派に属し、秀頼の良き相談役として頼りにされる存在でした。
ただ、徐々に大阪城内の内部対立が激しくなり、人間関係が複雑になってきたので、一旦距離を置こうと思い、城を出て京都のお寺に身を置いたんです。
なるほど~、戦いに向けて、ごちゃごちゃした大阪城から離れたんですね。
でも、やっぱり秀頼は、私を頼りにしてるんですよね~
お寺に、秀頼からラブコールの手紙がきたんです!
そこに書いてあったのは、
大阪城に戻ってきて欲しい!
どうか豊臣軍の『総大将』になって欲しい!
という懇願の内容だったんです。きっと、
大阪城内を、一つにまとめるには、織田信長の次男としての織田家ブランドが必要だったし、
織田家宗家が総大将になれば、豊臣方の士気も高まると思ったんでしょう。
さすが織田ブランド!頼りにされてますの~♪
信雄さん、豊臣軍9万人の総大将ですか!!
居候の身分から、状況は一変!!武将として、あの織田信長の次男として、
これ以上ない晴れ舞台がやってきましたね!
もちろんこのラブコール、引き受けたんですよね?
いや、きっぱりと断りましたよ。
はぁ~~??何で何で?
武将として、こんな名誉めったにないじゃないですか?
信雄さん知ってますか!?あの真田信繁は、この大阪の陣でサムライ魂を貫き、華々しく散ったからこそ後世「日本一の兵」と称賛され、人気なんですよ!!
なのに、信雄さん、逃げちゃったの~?ダメじゃん!
だから、知名度低いんですよ。群馬の楽山園も人ガラガラだし。
ちょっとアイコさん、ちょっと言い過ぎじゃないですか?💢
断ったのはね、私の明確な信念に基づく選択だったんですよ。
アイコさん、以前お伝えした、私のミッションを覚えていますか?
私が何よりも優先してやるべきミッション、それは、
織田宗家を大名として存続させること
なんです。
あ~、そう言えばそんなこと仰ってましたね~
もし私が、反徳川の総大将として、織田の名誉にかけて、最後まで勇敢に戦い抜いたとしたら、私の名は時代に刻まれる事になったでしょう。
しかし、それは織田家滅亡を意味します。
でも私の使命は、名誉を得ることよりも『織田家の存続』なんですよ!
だから、
武将としての生き様にこだわるより、
織田家存続を選択したんです。
なるほど~!その信念はブレなかったって訳か。
でも、誰にも見向きもされない脇役だった人が、いきなり主役に抜擢され注目を浴びたのに、
よく断ることができましたね~。
見栄とかプライドがあれば、引き受けちゃうと思うけどな。そこはやっぱり、以前、信雄さんが言っていた、
自分にとって大切なものを知り、それを守り抜く
という信念がブレなかったんですね。
そりゃそうですよ!!
改易後栃木に流されたり、秀吉のお伽衆にされたり・・・これまでどんだけ苦労してきたことか!
ここでブレたら、その苦労が水の泡です!!
そして、さらに私はミッションを遂行するために、次の一手を打ちに行きました。
このタイミングで、家康様へ近づいたんです!
えッ!?今度は、家康様のもとへ?
豊臣の総大将にまでなりかけた信雄さんなのに、どうゆうつもりですか!?
家康様の反応って、どんな感じでしたか?
家康さまはね~
お~っと、残念!!そろそろお時間きちゃいました~
今回で最終回の予定でしたが、お話が長くなっちゃったので、また次回に続きまーす♪
豊臣側の総大将という名誉ある立場を蹴って、家康様のもとへ走った信雄さん。
そして、そんな信雄さんを迎えた家康様の反応やいかに!?
では皆さん、次回をお楽しみに(^^)/~~~