プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
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名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
こんにちは☆ 戦国LOVEの戦国アイコです。みんな、戦国してますか?
今回は、忍城レポート後編だよ♪
さて、いよいよ水攻めがスタート!
石田三成率いる豊臣軍は、丸墓山古墳に本陣を構え、そこを拠点に、荒川と利根川の水をせき止めて、忍城の水攻め作戦を決行することになりました。
この堤防。豊臣軍の権力と財力を駆使し、近所の農民に米やお金を与えて、たった5日間で全長28㎞もの長さの堤防を完成させたんだって。
昼夜問わず、この28キロの堤防を作らせるなんて、
働かせ方、超ブラック!!
その堤防を、石田堤(いしだづつみ)と呼びまーす☆
あっ、この石田は石田でも、石田純一じゃないよ、三成のほうだからね!W
石田堤の一部が分かりやすく見られるのは、2ケ所あって(行田市と鴻巣市)、
忍城から車でそれぞれ4㎞くらい離れたところにあります。
さて、無事堤防が完成し、石田三成は、これで忍城が沈む!と思っていました。
しかし・・・・。ここでも三成に、戦の神様は味方してくれなかった。
水位がひざ位までしか上がらなかったのです。ツイてない三成さん。
でもその後、梅雨時で大雨が続き、さすがの忍城も水位がだんだん上がってきたぁ~!ついに冠水か⁉
が、そんな中、堤防が決壊!!
ホントつくづくツイてない三成さん。
(成田長親が、農民に命じて、堤防を一部壊した説。または梅雨時で大雨のため、決壊した説あり。)
そして堤防が決壊したことで、大量の水が豊臣陣営に流れ込み、豊臣軍270人がおぼれ死んでしまうのです。
さらに、元々の沼地にさらに水攻めしたもんだから、あたりはべちゃべちゃ、グチャグチャ~~。
豊臣軍の馬も、足がハマって動けなくなり、使いものにならなくなってしまって。
水攻めの水で自ら自爆!!まさかのブーメラン!まさかのオウンゴール!!涙
その後、豊臣軍は改めて総攻撃を仕掛けたのですが・・・忍城を落とすことは出来ませんでした。
その後、北条家の本城である小田原城は、7月5日に降伏し、9日には開城。
さて、本城降伏の知らせを受けた、支城である忍城。
でもすぐには降伏せず、なんとその後10日間も戦い続け大奮闘したのです!
そして15日になって、やむを得ず開城したのでした。
本城が負けても、支城はあきらめずに戦い続けるなんて。
これって、成田長親(のぼう様)や、成田軍の男たちのプライド⁉
豊臣軍のたった6分の1の軍勢なのに。のぼう様率いる成田軍、カッコいいね!
でもちょっとここで、アイコは石田三成のために強調したいことがある!
それは・・・この水攻めは、三成の発案ではなく、上司の秀吉からの命令だった!
そして三成は、それを忠実に実行した!ということ。
ちゃんと、命令した書状もあるし。
けれど、後世には、
“ 水攻め ”は三成が発案して失敗した!みたいに、『戦下手』のレッテル張られちゃってるよね。
他にも、真田昌幸や上杉景勝とか、凄いメンツが一緒に戦っていたのに。
失敗すると全部三成のせいにされちゃって。三成さん、さすがにちょっと可哀そうじゃない?
さらに元々、豊臣軍に降伏するという約束があって、余裕で勝ち戦のはずだったのに。
成田長親(のぼう様)の頑張りで、展開が変わってしまった。
反対に、のぼう様率いる成田軍は、三成の水攻め失敗に助けられてラッキーだったよね☆
じゃあ、忍城&石田堤のレポートはこれでおしまい☆
機会あったら、是非忍城に行ってみて!
石田三成とのぼう様の気持ち、両方を楽しめるから2倍?楽しめるよ―♪