プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
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名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
こんにちは!戦国LOVEのアイコです(^^)/
蒸し暑い日が続きますね!
さて前回の『鎌倉殿の13人』、とうとう範頼が殺されてしまいましたね。
日本全国、範頼ロス(T_T)/~~~
よかれと思って発した一言がきっかけで、あんな悲劇の最期を迎えてしまうなんて。
切なかったなぁ。何かアイコは納得いかないなぁ。なんか!モヤっとする!!
ということで今回は、追悼!源範頼。
失脚の背景と渦巻く陰謀について、アイコがゆる~く妄想していくよー☆
早速、ドラマを振り返ってみましょう!
政子に
『鎌倉殿が死んでも私がいます』
って励ましてあげた範頼さん。
その一言が疑いを招き、その後、頼朝へ『忠誠を誓う』って文書提出するもイチャモンつけられ、伊豆の修善寺に流され、刺されて殺されてしまいました。
範頼さん、源平合戦では、鎌倉軍の主力軍を率いて九州征伐!
そして、義経と連携し、平家を東西から挟み撃ちにして、壇ノ浦で平家を滅ぼした大功労者なのに。
天性の才能で、自由に動き回る義経を支えつつ、
常に頼朝という上司への、
ほう・れん・そう!を欠かさない組織人の鏡!!
会社でいうと、
社長からのムチャな命令にも従いつつ、
現場を上手く回す地味な部長さん、って感じで貢献してたのにね。
上司、頼朝の命令で討伐した義経に続いて、今度は自分がターゲットにされてしまった。
幕府のため、鎌倉殿のために頑張ってきた人が、次々消されますのぉ。
迫田さんの範頼、見るからに人が良さそうで、謀反する顔してないよww
ちなみにアイコは、4月に、長野県上田市の “木曽義仲挙兵の地” に遊びに行った時、
何と、そこで迫田孝也さんに遭遇したんですよ☆
その時の記事はこちらを見てね!
https://sengokucafe.com/4718/
それ以来、さらに迫田さんと範頼を応援していただけに、残念な最期だったなぁ~。
ドラマでは、政子ではなく頼朝だけが範頼に対して、ヒートアップして怒り、粛清命令を出してたけど、一説には、
範頼を、陥れたのは政子!
とも言われています。
ウィキペディアには、こう書いてあるよ。
曾我兄弟の事件と起請文の間が二ヶ月も空いている事から、政子の虚言、また陰謀であるとする説もある。
ウィキペディアより引用
つまり・・・
範頼が政子に、謀反を疑われる言葉をかけた後二ヶ月も経ってから、兄頼朝への忠誠を誓う起請文を書いた。
そんな文書を書くには、ちょっと2ヶ月って間、空き過ぎじゃないか?
普通、疑われることをしたら、すぐに弁明にするはずでしょ?
ってことなんですね。
いずれにしても政子は、
どうしても範頼を、
消す必要があったのです。
そして、その機会を伺っていました。
政子の一番の狙い、それは、
鎌倉幕府の実権を、北条家が握る事。
これに尽きます。
鎌倉殿の絶対的な権力を守り、将来は万寿が2代目を引き継ぎ、北条家が中心となり安定した政権運営を目指したい!
邪魔な奴は消す!
一方、範頼は、
今まで、戦では頼朝の命令に忠実に従いながら、軍勢の調整役として采配を振るい活躍するうち、
図らずも組織の中で、実績や人望も出てきてしまった。
そこで政子は思いました。
範頼、力つけてきたな。
そろそろ消すか。
御家人たちの信頼が厚い範頼は、鎌倉幕府の有力御家人である北条家にとっては、脅威になってしまったんですね。
確かに範頼は、御家人と兄頼朝との間を取り持ったり、フレンドリーに接していたよね。
政子は、そんな範頼を消すキッカケを探していて、
理由は何でも良かったんだよね。
政子がでっち上げた虚言かもしれないし。
範頼、政子の罠にはまったね。
そして頼朝に『範頼は謀反を企ててる!将来、万寿の脅威になるから今のうちに消したほうがいい』
って、ガンガン吹き込み、頼朝もそれに従わざるを得なかった、そんなところだろうね。
北条政子って、ドラマでは小池栄子さんが演じて、いい人っぽく描かれてるけどさ、日野富子、淀殿にならんで、
日本三大悪女の一人と言われる稀代のワルなんだよね。
そりゃ~策略・謀略の達人だよ。
でも・・・
悪女って響き、アイコは嫌いじゃないなぁ。
大人のワルいい女って感じじゃない?
アイコも、一度でいいから悪女って呼ばれてみたいな~
北関東三大悪女の一人!戦国アイコ!
みたいな。
でも、北関東の悪女って・・・イマイチだなww
頼朝に忠義を尽くして行動した結果、皮肉にも粛清されてしまった範頼さん。
上手く生き残るためには、どうしたらよかったんだろうね?
こうゆう切ない粛清が起こる度、アイコは考えてしまうのです。
頼朝、政子は、とにかく『自分達を脅かす存在』にピリピリ神経質になっている。
そこんとこちゃんと理解して、活躍し過ぎず『脅威に思われない存在』になるしかないよね。
毒にも薬もにならない存在、みたいにww
あとは引退しちゃうとか。
前回のドラマの中で、三浦義村役の山本耕二さんが言ってましたよね。
『俺、もう引退するわ。裏切ったり裏切られたり、もう飽きた~』って。
このセリフに、
範頼が生き残るヒントがあったんですね。
深いなぁ~。
ホント、
そんなドロドロした世界、サッサと引退しちゃえ~。
地位はなくなるけど、人としての幸せがそこにある。
ほら、殺される直前のシーンでは、範頼さんが農作物抱えて、生き生きとした表情だったと思いませんか?
頼朝政権に貢献してきた人を、利用するだけして、脅威となり邪魔になったら、バッサリ切り捨ててきた頼朝と政子。
愛娘の大姫は、義高を失った悲しみを引きずり、病気で亡くなってしまいました。
『こんな悲しみは二度と味わいたくない!』そうつぶやいた政子。
けれど残念ながら、政子は『こんな悲しみ』を、今度何度も味わうハメになるのです。
そして、眠れない夜を過ごすようになった頼朝。
自分達の利のために、非情な粛清を繰り返してきた2人に、これから不幸の大ブーメランが返ってくるんだよー☆
今後も、重たい話が続きそうだけど、一緒に観ていきましょうね(^^)/
じゃあまた!
【画像引用】
NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人 公式サイト
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/
【参考文献】
松村邦弘「鎌倉殿の13人を語る」プレジデント社
Wikipedia