皆さんこんにちは！アイコの部屋の時間です。

前回に引き続き、榊原康政さんをゲストにお迎えしています。榊原さん、よろしくお願いしまーす！

【 榊原康政 】

榊原康政の『ちぎれ具足』エピソード

【 具足イメージ 】

ただ当時、マブダチの神谷金七（家康様の家臣・水野家に仕える）って奴がいるんですけどね、その金七が、

「おまえが、家康様にお仕え出来たのは良かった！でも、今後、具足もなく戦に行くのは気の毒だから、これをプレゼントするよ！」って、具足をくれたんですよ！

その具足は新品じゃなくて、ところどころちぎれた、金七が使い古した具足なんですけどね。アイツの優しさ、ホント有難かったなぁ💖

こうして私は、金七からもらった「ちぎれ具足」を着て、初陣デビューを果たし大活躍！！
それ以降、家康様の元で数々の武功を挙げていったんです。

その後は順調に出世し、自分でも高価な具足を買える身分になりました。

でも、新しい具足を買えるようになった後も、金七への感謝の気持ちと『ちぎれ具足で出陣したら必ず戦に勝利する』というゲン担ぎで、戦の際は毎回必ずこの「ちぎれ具足」を戦場に持っていったんですよ。私の大切なお守りです。

そして後に、金七の子孫が浪人になってしまった時期があったんですけどね。その時はもちろん彼らを助け、自分の家臣として受け入れました。

この「ちぎれ具足」（修復）は、新潟県上越市の「榊神社」に御神体として祭られています！

https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/cultural-property/cultural-property-city325.html
（上越市サイトから引用）

榊原康政　初陣は三河一向一揆！！

厳しい修行なんて一切必要ないから、戦国時代に爆発的ブームになって・・・
家康様の重臣の間でも、この浄土真宗を信仰する人が増えていきました。

そして、

その利権を侵害された浄土真宗の寺院が、戦続きで疲弊した農民たちと、浄土真宗の家康様家臣を巻き込み、戦を仕掛けてきんです！！

まさに、

信じるのは家康じゃなくて、仏！！
仏一番！家康二番！

って感じで。

信頼していた重臣にも裏切られ、１９歳の家康様にとっては、まさに

どうする家康！？

状態になってしまったんです。

榊原康政　俺が全部引き受ける！！

逆に我々、味方の軍勢は敵陣に対し、

仏を敵に回すことになる💦
罰が当たるかも💦

なあんて、ビビっちゃってさ。軍の士気は、もうダダ下り状態でしたよ。

みんな気持ちから負けてる！！そう危機を感じた私は、こう叫んだんです！

すべての仏罰はおれが引き受ける！！

ってね。

こうやって皆を鼓舞しながら、敵陣に勢いよく切り込んで、大活躍をしましたよ！！

【 ピンチの状況に熱くなる榊原康政イメージ図 】

榊原康政　家康から一文字もらう

そしてこの活躍が家康様に認められ、何と！！直々に！！家康の『康』の一文字をもらったんですよ！

だから、

榊原康政の『康』は、家康の『康』！！
榊原康政の『康』は、家康の『康』！！

しかも四天王で、家康様の一文字もらったのは、私だけ！！ここ、しっかりアピールしときま～す！

おっと～～、今日もそろそろお時間きちゃいました～　

早速、頭角を現した榊原さん、この後は姉川の戦い、三方ヶ原の戦いと続きますね！
どんなお話になるのか楽しみです！！

ではではまた来週～(*^^*)！！