
プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな20代独身会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
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名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな20代独身会社員
皆さんこんにちは!アイコの部屋の時間です。榊原さん、今日もよろしくお願いしまーす💖!
先週の大河ドラマ「どうする家康」、三河一向一揆のシーンでは、
「バチをくれ~~~!」って叫んで、カッコ良かったですよ~!
あのセリフ、この前アイコの部屋でお話してましたが、実際本当に言ってたんですね!
アイコさん、信じてなかったんですか!?💦
すみません~てっきりフィクションかと思ってましたww
榊原さんの「罰は俺が全て引き受ける!」三河一向一揆の活躍は、過去のアイコの部屋を見てね💖
↓ ↓ ↓
https://sengokucafe.com/6848/
今回は、ついに私が大活躍するエピソード「小牧・長久手の戦い」のお話です!!
待ってました~!!榊原康政がメインで活躍するお話!
でも~すみません!小牧・長久手の戦いって、何かピンと来ないんですよね。戦いの名前も地味だしww
どんな戦いだったんですか?
小牧・長久手の戦いこそ、天下分け目の戦いなんですよ!アイコさん!
天下分け目!?またまた~
天下の分け目の戦いと言えば、関ケ原の戦いですよ、榊原さん!
今までの話で、榊原さんの活躍がないからって、話を盛ってません?
これっぽっちも盛ってないですよ~
私の話を聞けば、なるほどそりゃ~天下分け目だなぁって事が分かるはずです!
関ヶ原の戦いは、一枚も二枚も上手な殿の手の平の上で、石田三成が踊らされ、戦う前から勝敗は分かっていたけど、
でも、この小牧・長久手戦いは、飛ぶ鳥を落とす勢いで天下を目指す秀吉と、それを阻止したい徳川が、ガチンコで直接対決した「最初で最後の戦い」です。
そもそも事の始まりは、本能寺の変後に起きた、織田家の跡目争いです!
そこで羽柴秀吉(当時)は、信長の孫である3歳の三法師を担ぎ上げ、信長の次男である織田信雄と対立しました。
信雄は、さすがに秀吉相手には勝ち目がなく、亡き父の同盟者であるウチの殿に助けを求めてきたんです。これにより、秀吉と徳川とが対立することになりました。
1584年、織田家の家臣だった池田恒興(いけだ つねおき)が、秀吉側に寝返り、当時の織田信雄の尾張領と、徳川の三河領を攻めるための前線基地として、犬山城を占拠したんです!ちなみにこれ、私が37歳の時の話ね!
【 犬山城 】
これによって小牧・長久手の戦いの火ぶたが切って落とされたのです!
(1584年3月~1584年11月まで8カ月間)
当時の秀吉は、近畿を中心に20ヵ国も支配していたのに対し徳川は、5ヵ国の領地しかなく、秀吉軍10万 VS 徳川軍1万6千の劣勢でした。
誰が見ても、わが軍は圧倒的不利な状況で、まさに「どうする家康」状態!!
スゴイ軍勢の差!!その兵力差じゃ、どう考えても負けですよね。
そうなんです。
普通なら当然負ける戦いですが、何と!!徳川軍は引き分けて生き残ることができたんですよ!スゴイでしょ!?
これが後の徳川天下統一に繋がり、逆に秀吉は、ここで徳川を潰せなかったことが、後の豊臣家の滅亡に繋がった!
【 犬山城 】
ちなみに、江戸時代末期の歴史学者 頼山陽(らいさんよう)も、関ケ原ではなく「小牧・長久手の戦い」こそが徳川家康を天下人へと押し上げた要因、と断言しているくらいです。
まさに、家康様の天下へのカギとなる戦いだったんですね!
そしてここで、榊原さんはどんな活躍をされたんですか?
まず一つは、私と酒井忠次先輩が、
「敵の次の狙いは“小牧山城”です。一刻も早く小牧山城を奪うべきです!」と殿に強く勧め、城の占拠に成功したことです!
あの・・・その進言の何が大活躍なんですか?
【 小牧山城 】
これにより、一気に、戦いが徳川有利になったんですよ~~!
池田恒興の娘婿である森長可(もり ながよし)も小牧山城を、狙っていましたが、
ヤツらは、先に犬山城占拠し、その次に小牧山城を目指したので、到達するのが遅れたんです。
ちなみに森長可は、あのイケメン森蘭丸の兄です。
そんなに重要なお城だったんですか?
小牧山城はもともと、美濃(岐阜)を攻めのため、信長様が築いた城なんですが、
要塞のような鉄壁の山城なんです!
占拠した後に、砦とか土塁とかを追加してより強固にしましたよ。一度、この山城を占拠しちゃえば、敵は攻めるに攻めづらいんです!!
見てください、このGoogleMap!
小牧山城からは、濃尾平野、名古屋を一望できるから、もし小牧山城まで秀吉側に取られていたら、
織田信雄の拠点である清州城は落城し、我々は負けていたでしょうねぇ。
【小牧山城跡からの景色】
小牧山城を取るように殿にアドバイスした私って、影のMVPじゃないですか💖?
やっぱり影ですか。なかなか表には出てこないみたいで・・・
でもホント、榊原さんの知略が生きた瞬間ですね♪
逆に、敵の池田恒興と森可長にとっては大きな失敗でしたね。犬山城と小牧山城、一気に同時に占拠しておけば、その後の展開が秀吉側に有利なったのに・・・。
【 小牧山城 】
そう言えば、秀吉の優秀な軍師・黒田官兵衛がついていたはずなのに、何でしくじっちゃのかな?
官兵衛は、この戦いには参陣していなかったんですよ~!!
官兵衛がいたら、間違いなく2つの城を押さえていたでしょうね。
我らにとっては、超ラッキー💖♪
さて、小牧・長久手の戦い、これで榊原さんの活躍終了ですか?
いやアイコさん!!今回は、まだまだありますよ~活躍エピソードが!!
こうして我々が小牧山城に入って秀吉軍に備えたことで、戦いは膠着状態になりました。
そんな中私は、秀吉をこき下ろす檄文(げきぶん)を書いて秀吉に送り、挑発したんです。
はぁ?秀吉さんに、ケンカ売ったんですか!?💦
はい。でも、計算してやったことなんです。
目的は、秀吉を怒らせ、冷静さを失わせた状態で攻めて来させ、我々の戦況を有利にすること。
檄文の内容は「身分が低く信長様から拾ってもらった恩義を忘れ、織田家を陥れ亡き者にするつもりだ」「世を乱す極悪人、天罰が下るぞ」と言ったような内容です。
書状の他にも、あちこちに立て札を立てて、秀吉の悪口などを書いて挑発しましたよ~
【 豊臣秀吉像(狩野光信画)/ウィキペディアより引用 】
榊原さん現代だったらSNSで、炎上しちゃうタイプ?
でも秀吉さん相手に、いくらなんでもこの内容は、ヤバくないですか?
私が言った事は、一切間違っていないですよ!ケンカ上等だぜ~!
檄文の内容は、秀吉の胸に、ズバズバ!!刺さりまくったようで、私のもくろみ通り、秀吉は大激怒してくれましたよ!
そして何と!怒った秀吉は『榊原康政の首を取った者には、10万石を与える!』と宣言したんです!
えっー10万石の賞金首ですか!!
10万石と言ったら1年間で10万人が暮せるだけのお米の量ですよね。
康政さんの首の価値すごい!!
賞金首、望むところだ!!って感じでしたねww
あっ!!
私、榊原さんに、とってもいいキャッチフレーズ思いつきました!
確か、あの大人気アニメ「ワンピース」の麦わら帽子のルフィも、賞金首かけらましたよね!
だから賞金首つながりで・・・
秀吉に10万石の賞金首をかけられた男!
「戦国時代のルフィ!!」榊原康政!
こんなんどうです!?
「戦国のルフィ」ってカッコいいなぁ!これでもう地味とか言われないですよ!
「戦国のルフィ」かぁ💦
アイコさん、ちょっと今は・・・ルフィは、イメージヤバくないですか?
なんか「俺、海賊王になる!!」って言うより「俺、窃盗王になる!?」みたいな状況じゃん?
人気アニメのキャラ&最近の話題ニュースに乗っかったキャッチで、
知名度アップ間違いなし!だと思うんですけどね~ww
おっと~~、そろそろお時間来ちゃいました~
秀吉さんから命を狙われてしまった榊原さん!この後はどんな展開になるんでしょうか!?
また次回をお楽しみに(*^^*)!!