プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
- 特徴:残業は嫌い。仕事の後カフェでまったりするのが大好き。
- 趣味:猫と遊ぶこと。推理小説を読むこと。
- モットー:ほどよく頑張る。
- 好きな食べ物:スウィーツ(特にクリームあんみつ)
- 嫌いな食べ物:梅干し、納豆。
プロフィール
名前:戦国アイコ
戦国武将とカフェが大好きな会社員
こんにちは!アイコの部屋の時間です♪
今日も、前回に引き続き、織田信雄さんをゲストにお迎えしています。
【織田信雄/Wikipediaより】
早速ですが信雄さん、信雄さんが世間的に「おバカのレッテルを貼られた理由②」として、
宣教師のルイスフロイスが関係してるってことでしたね?
一体何があったんですか?
【ルイスフロイス イメージ】
ルイス・フロイスはね、著書「日本史」の中で、次のように私をディスったんですよ!
信雄は、普通より知恵が劣っていたので、何ら理由も無く安土城と城下を燃やした
-フロイス日本史ー
ひどいと思いませんか?アイコさん!
それはヒドイ!!
いくらホントにおバカだとしても、ちょっとその「言い方」、ストレート過ぎますよね!
「言い方」には気を付けないと!
いやいや、「言い方」の問題じゃなくて・・・💦
そもそも、私、バカじゃないし!!
フロイスは一方で、
弟の信孝(のぶたか)のことは、ベタ褒めしてるんです!
【織田信孝/Wikipedia】
信孝は、思慮があって、みんなに対して礼義正しく、また、たいへん勇敢である
ちょっとちょっと~!!弟だけ、褒めすぎじゃないですか!?
ルイスフロイスが、こんな発言するから、私「織田信雄はおバカ」ってイメージついちゃったんですよ、全くもう💢
あらら。
それにしてもルイスフロイスさん、多くの戦国武将のことを、ちょくちょく上から目線でディスってますよね。一体何様?じゃなかった、何者?
彼はね、戦国末期に来日したイエズス会宣教師です。
父の織田信長や、豊臣秀吉とも会見し布教許可をもらって、活動したんですよ。
そして『日本史』という書物をまとめ、戦国時代の政治経済、思想・宗教・文化・社会、生活を具体的に描いています。これは、当時の様子を知る貴重な資料と考えられてるようですね。
でも、ここに書かれたものは、客観的な事実ばかりではありません。
あくまでルイスフロイスは、キリスト教を広めたい宣教師ですからね。キリスト教に好意的な人は褒め、そうでない者は、酷評しているんです。
ここは是非、皆さんに分かって欲しいですね!
当時、弟の信孝は、キリスト教に寛大で理解を示していました。だから、フロイスは信孝を褒めまくったんでしょう。
一方、信孝と対立し、信孝を自害に追い込んだ私は、
フロイスから見れば、布教の邪魔でしかない存在。
だから私を、ボロクソに非難したんじゃないでしょうか!?
ちなみに、当時のイエズス会の活動って、結構強引だったんですよ。
例えば、キリスト教布教の為なら神社仏閣を焼き払ったり、日本人を奴隷として拉致したり・・・
だから次第に、強硬な布教活動が問題となり、豊臣秀吉は、1587年バテレン追放令を出しましたよね。
なるほど!
ルイスフロイスの信雄さんの評価は、宣教師の立場からの言葉だったんですね!!
だから、
信雄さんは、決して「知恵が劣っていた」のではありません!!
皆さん、誤解しないでくださいね!
さて次は、私の「おバカキャラが確定した」最後のエピソードのお話です💦
それは「小牧長久手の戦い」での出来事なんですよ。
確か、小牧長久手の戦いって、豊臣秀吉と徳川家康がガチで直接対決した、
最初で最後の戦いでしたよね!?
はい、私はここで、家康軍の総大将として秀吉と戦ったんですよ!
ちょっと「小牧長久手の戦い」を軽くおさらいしましょうね。
1582年、あの「本能寺の変」で、父と長男・信忠が突然亡くなってしまいました💦
そこから、織田家の血みどろの後継者争いから始まったんですよ、ハイ。
わたくし織田信雄は、清須会議の後、わずか3歳の三法師の後見役として安土城に入りました。
ところが、私は、間もなく秀吉によって、安土城から追い出されてしまったのです。
これにより、私と秀吉の関係は険悪となり、対立する形になったんです。
ただ正直、
私の軍だけでは、勢いある秀吉軍には敵いません。
なので私は、徳川家康と同盟を組むことで、大きな後ろ盾を得て、秀吉軍に対し、美濃、尾張、伊勢の各地で戦った戦いが「小牧長久手の戦い」なのです。
でね、この戦いで私は・・・
あ~っとすみません。そろそろお時間きちゃいました!!
信雄さん、「小牧長久手の戦い」で、家康軍の総大将を務めるなんてご立派ですね!!
でも、なぜここで、おバカのレッテルを貼られてしまうのでしょうか?
次回のお話楽しみにしてまーす(*^^*)
では皆さま、また次回♪